そもそも白ニキビって何?意外と治らない!
「白ニキビが大量発生して治ってくれない!」
「もうブツブツで悩むなんてイヤ!早く解消したい!」
白ニキビは別名「閉鎖コメド」「閉鎖面皰」なんて呼ばれることもあり、正体を一言で表わすと「毛穴の角栓」「毛穴の詰まり」そのものです。
(※「コメド=角栓」)
ところが、
「ただの毛穴の詰まりの割には每日スキンケアを続けていても全然良くならない!」
今そんな状況に陥って悩んでいる方はたくさんいると思います。
「このままの化粧品を使ったスキンケアで白ニキビを治す事が出来るの?」
肌の調子が良くなる手ごたえがないと不安になってきますよね。
ニキビケア全般に言えますが、自分のお肌に合った化粧品を選ぶことがスゴく大切です。
わたしも過去にプロアクティブなど様々な化粧品を使ってきましたが、どれも効果がイマイチで悩んでいた経験があります。
白ニキビなんてホントはすぐに治せるはずなのに!!!
自分に合わないと、改善どころか悪化してしまうこともあって大変です。
わざわざお金を払ってニキビを悪化させているなんて信じられない!!
これは化粧品が悪いのではなくて、お肌との相性がマッチしていないことが大きな問題です。
本当に自分に合った治し方を見つけることが、遠回りなようで1番の近道です!
今までのわたしと同じように、セルフケアを続けているのに白ニキビが治らない状況にある人に、わたしの体験がもしかしたら役に立つかもしれません。
白ニキビが大量発生した時の治し方をこれから具体的に見ていきましょう。
白ニキビ専用ケアがある!<あなたに特別に紹介>
いきなり切り札の登場です!
白ニキビの原因である毛穴の角栓、コメドに対してダイレクトに働きかける白ニキビ専用ピーリングパックがあって、これがかなり使えます!
チュルンというパックなのですが、本当は秘密にしておきたいくらい。
「パック」なので、洗顔→パック→保湿という順番でお風呂でまったりしながら使うのがコツです。
(洗顔と保湿を頑張ってこそ、チュルンも最大の効果を発揮!)
ケアに10-15分ほどかかるのはデメリットですが、お風呂で使えばそれも幸せな時間に♪
お気に入りの化粧水でパック後に毛穴を締めれば気持ちよさも最高です。
鼻やおでこ、フェイスラインにまとまって大量発生した白ニキビをどうしても早く対処したいというときは一見の価値大ありです!
保湿効果も高いので、乾燥の季節のスペシャルケアとしてもアリです♪
最近、雑誌で見かけることもあって、口コミでも人気が高くなってきているようです。
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白ニキビにおすすめのスキンケアランキング(まずは検索!)
「もうこれ以上は化粧品なんか使いたくない!」
大量発生して治らない白ニキビや、あまりに効果が無い化粧品にもウンザリしている。
皮膚科も含めてダメで今までたくさん失敗はしてきた。でも、一度キリの人生で自然に治るのを待ってるわけにもいかない!
本当にどうしたら治ってくれるののか分からないという状況ですよね。
しかし、自分からきっかけを掴むために最後は化粧品や薬の見直しをするしかありません。あるいは生活習慣の改善も一つの方法です。
でも、一番カンタンなのは每日数分で済むスキンケアをベストなものにすることです。
化粧品の見直しは私の白ニキビ解消のきっかけの一つですが、
「こんな簡単に治って良いの?」
これが最後ついに私にとっての最高の化粧品に出会えた時の率直な感想でした。今までの合わなかったスキンケアは何だったのかと・・・。
きっかけを掴むためにも、白ニキビを原因から優しく取り除くとっておきのスキンケア選びを始めていきましょう。
ピンとくる化粧品があったらまずは気軽に検索してみてくださいね。
わたしと同じで、
- 頬やあごのフェイスラインの乾燥がひどい
- おでこや鼻も少し乾燥してきた
- 洗顔後に乾燥を感じ、すぐに保湿しないと刺激が強い
- 治ってもすぐ繰り返してしまい、全体で見ると少しずつ悪化してしまう
そんな方にはより確率高く合うと思います。逆に顔全体がオイリー肌の人には合わないかもしれません。
どれも知ってる人は使ってる乾燥肌に人気の定番スキンケアばかりです。
白ニキビがスーッと引いて肌がキレイになるイメージを持って試してみてください♪
乾燥しやすい今の時期は、ちょうど化粧品を見直すにはいいタイミング♪
悩んだからこそ分かる、白ニキビがない毎日が幸せです。
白ニキビができる原因
白ニキビが突然顔中に大量発生すると化粧ノリもイマイチで朝からテンションが下がりますよね。症状を繰り返してしまった事や、ブツブツがたくさんの状態で外出しないといけないと思うとストレスもたまります。
気持ちが良いはずの朝を鏡を見たその瞬間から台無しにさせる白ニキビですが、最終的な原因は白ニキビの正体からも明らかなように「毛穴の詰まり」です。
ただその毛穴の詰まりを引き起こす根本的な原因にはいくつか違いがあるので順番に見ていきましょう。
①スキンケアで毛穴をキレイにできていない
これは本当にそのままです。
- クレンジングでメイクをしっかりと落とせていない
- 洗顔で毛穴の汚れを落とすことができていない
といったことで毛穴に古い角質汚れが蓄積していき、いつか突然白ニキビがブワッと大量発生してしまいます。
もしかしたら洗顔にムラがあるかもしれません。顔の中である部分だけケアが行き届いていないと部分的な白ニキビの大発生を招いてしまいます。
もしかして!と心当たりがある方は今日から治った時を思い浮かべながら丁寧なスキンケアを心がけていくようにしたいですね。
わたしの場合ですが、顔の輪郭と首の間(上手く表現できない・・・)辺りは特にムラが出やすいと感じています!
むかしフェイスラインの肌荒れがひどかった時期に気がついて、それ以来はそこだけはスキンケアの時に必ず気をつけています。
フェイスラインや顔の外側はケアにムラが出やすい場所だと思うので皆様も気をつけてくださいね!
ただ、白ニキビが大量発生して悩んでいる方で毛穴汚れが落とせていないなんてケースは稀だと思います。
顔のニキビに悩む方がどれだけ日頃のスキンケアに気を使うかは私も経験者だからよく分かります。
(ただしメイク落としだけは肌への刺激も強いので丁寧かつゆっくりではなく、丁寧かつ迅速に行う意識が必要です。)
では何が本当の治らない原因なのか?それはまた改めて後述したいと思います。
②お肌の乾燥
お肌の乾燥は白ニキビに限らずシワやくすみなどあらゆる肌トラブルの原因になります。
ニキビといえば脂というイメージが強いですが、実は乾燥も大きな原因の一つになるんですよ。
お肌が乾燥するとバリア機能やターンオーバー周期が乱れて古い角質細胞が上手く入れ替わらなくなってしまいます。
すると角質が厚く硬くなって(角質肥厚)、毛穴の詰まり自体が引き起こされやすい環境になってしまいます。
おまけに化粧品の有効成分や保湿成分が上手く浸透しなくなって対処が難しくなってしまう悪循環です。
さらに乾燥を感じ取ったお肌はそれを補おうと皮脂分泌を始めます。
分泌された皮脂が詰まりやすくなった毛穴にそのままたまって白ニキビ大量発生の原因を作ってしまうんですね。顎などのフェイスラインは特に注意です!
ひどい乾燥になるとかゆみの症状も出始めて悪循環です。
かゆい⇒掻いてしまう⇒白ニキビが潰れる⇒肌にダメージや跡が残る
ということにもなりかねません。
かゆいくらい肌がカサカサして乾燥してしまう時には、大至急でバリア機能から立て直すケアが必要になります。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
③ストレスによるホルモンバランスの乱れ
よくストレスやホルモンバランスの乱れがニキビの原因になるなんて言われますが、何だかピンと来ないという方もたくさんいるのではないでしょうか。
ストレスやホルモンバランスの乱れが肌荒れを引き起こすメカニズムを解説すると以下のようになります。
ストレスを感じるとストレスに対抗するために抗ストレスホルモンである「コルチゾール」が副腎皮質から分泌されます。ところがこのコルチゾールには男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌を増やす作用もあります。
そして男性ホルモンには皮脂腺を刺激して皮脂分泌を引き起こす作用があるため、これが白ニキビが大量発生する原因にもなってしまうんですね。男性ホルモンの影響が出やすいのは頬やあご・口周りなどの男性でいえば髭が生える場所とも言われています。
乾燥しやすくホルモンバランスの影響も受けやすいフェイスラインのニキビは大人ニキビに分類されることがありますが、大人になると一般的に皮脂分泌が落ち着いてきて乾燥しやすいこと・ストレスが多い環境に置かれやすいことを考えると納得ですよね。
特に生理前に吹き出物が悪化してしまうという時にはストレスによる男性ホルモンの増加、女性ホルモンバランスの乱れを疑った方が良いでしょう。場合によっては漢方薬やサプリメント、婦人科の低用量ピルや注射によるホルモン治療も選択肢となってきます。
排卵日以降の生理前の肌荒れはプロゲステロン(黄体ホルモン)の増加による皮脂過剰が原因で起きますが、20代以降になると美肌ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少傾向に入るだけに、体調管理にはしっかりと気を使いたいですね。
ストレスや女性ホルモンバランスの乱れによる白ニキビの大量発生に対処していくためにも、こちらの記事も参考にしてください。
④生活習慣の乱れ
食事・運動・睡眠の3つを代表とする生活習慣の乱れも白ニキビ大量発生の原因となります。血行が悪くなったり肌の新陳代謝が上手く出来なくなったり、皮膚を構成している栄養が行き渡らなくなったり、ブツブツが増えてしまう原因は生活にもたくさんあります。
それぞれお肌だけの問題に収まらず、一つ一つを解説していくととても長くなってしまうので超簡単にまとめました。
イメージとしては「たまった悪いものがお肌に表れてしまう」感覚が近いと思います。
脂っこい食事やスナック菓子・チョコレートの糖分などがニキビとなってしまうのも、体内で消化できなかった余計な成分が吸収されずに毛穴に皮脂として吹き出してしまうからです。
私は胃腸が荒れると口周りに白ニキビができやすいと感じていますが、あなたはどうでしょうか?アルコールや夜食など、胃腸の不調が肌荒れと関連していると体感出来る事がもしかしたらあるかもしれませんね。
運動もそうですよね。運動不足が続けば血液の循環も悪くなるし、健康的な汗をかく機会が少なくなれば身体の中に良くないものがたまっていっていき、ニキビに限らず様々な不調を引き起こします。
睡眠も同じです。疲れがたまれば身体が緊張状態に置かれストレスをためこむようになります。自律神経のバランスも崩れてお肌にたまったダメージも回復されずに悪い方向悪い方向へと発展していってしまいます。
食事・運動・睡眠の生活習慣が乱れるとストレスの原因にもなるし、自分の中で白ニキビが増える原因になっていると自覚があれば少しでも改善出来れば理想的ですね。
白ニキビができやすい場所がある?
肌荒れは思春期の学生時代はおでこ、鼻、こめかみのTゾーンにできやすく、大人になると頬、あご、口周りといったUゾーンにできやすいと言われています。
どうして、顔の上半分と下半分でできやすい場所が年齢によって分類できるのでしょうか。
おでこ、鼻は皮脂腺、汗腺の活動が活発
おでこと鼻を代表とするTゾーンは、汗をかく時を思い出すと分かるように、とにかく皮脂腺、汗腺の活動が活発です。
皮脂分泌が多ければ多いだけ、毛穴の皮脂詰まりが原因となる白ニキビは大量発生しやすくなってしまいます。
学生時代は特に皮脂量が多くてオイリー肌なので、おでこ、鼻のTゾーンにブツブツが大量発生しやすいんですね。
頬、あご、口周りは乾燥しやすい
顔の下半分の頬、あご、口周りなどのフェイスラインはおでこや鼻と比べた時に皮脂量が少なく、とても乾燥しやすい場所です。
大人になって皮脂分泌が落ち着いてくるとひどい乾燥肌になりやすい場所で、毛穴の機能が低下して白ニキビが大量発生しやすくなってしまうんですね。
(逆におでこや鼻は皮脂と水分のバランスがちょうど良くなって肌荒れも落ち着いてきたり、完ぺきに治ったりもします。)
こういった分類を聞いて、
「確かにそうかも」
と思う人もいれば、
「わたしの場合は違うよ!」
という人もいると思います。年齢別のブツブツができやすい場所は傾向にすぎないからです。
白ニキビは思春期の学生でもフェイスラインに大量発生することもあるし、大人になってもおでこや鼻の周りに大量発生することもあります。
顔の全体に大量発生しやすいのが白ニキビの特徴でありイヤ~なところです。
年齢による場所の分類よりも肌質に合わせて対処方法を決めていくことが大切です。
とはいえ、たとえばあごに大量発生した場合の対処方法を詳しく解説している記事もあるので、よろしければ参考にしてみてください。
勘違いされやすい?!黄ニキビと注意(画像あり)
ここでよく白ニキビと勘違いされやすい黄ニキビについて紹介したいと思います。
黄ニキビは膿がたまったあのニキビの事でニキビの最終形態の一つで悪化が最後まで進んでいってしまった状態です。
黄ニキビの画像がこちらです。悪化して炎症を起こし膿が溜まっているのが分かりますよね。顔の肌全体がよほど重症化しない限り、大量発生するということもありません。
一方で白ニキビはまだ毛穴に皮脂がたまっただけの状態で、炎症も起こしていなければアクネ菌もそこまでたくさん繁殖していません。その代わり、大量発生しやすいのが特徴です。
白ニキビが大量発生した写真がこちらになります。写真のような大量の小さい細かいニキビの集合体が白ニキビの正体です。もしかして思っていた症状と違ったという方もいるかもしれません。
確かに実物は黄ニキビの方が「白」だし、どちらかといえば白ニキビは「無色透明」の単なるプツプツです。ややこしいですよね。
最初に名付けた人のせいで混乱してしまいがちですが白ニキビと黄ニキビでは悪化の具合が全然違うし、使っていく治療薬なんかも変わってくるので絶対に間違えないように注意してくださいね。
白ニキビが悪化するとどうなる
ニキビの初期段階の白ニキビですが、だからといって安心してはいられません。大量発生した内の1つでも悪化すると皮脂が皮膚表面へと突き出てきます。
そして空気に触れて酸化を起こし「黒ニキビ」に。黒ニキビになると芯を持つようになり治すのが大変になってきます。
さらに悪化が進みアクネ菌の繁殖が進んで炎症を引き起こすと赤ニキビへと発展します。一番おなじみのニキビがこの赤ニキビです。
赤ニキビが化膿すると前述の黄ニキビへと変わります。赤ニキビを潰そうとして失敗したりすると血の滲んだ紫ニキビという究極形態へと発展してしまう最悪のケースもあります。
赤ニキビ以降はニキビ跡が残る確率も格段に上がると感じているので出来るだけ早く治す事が重要な事に間違いはありません。凸凹やクレーター・シミや赤みや色素沈着が肌に残ってしまうのは絶対に避けたいですよね。
白ニキビの対処方法
何事も原因が分かれば対策を行っていくだけです。原因に合わせて白ニキビの対処方法を具体的に見ていきましょう。
①スキンケア
まず何といっても大切になってくるのが、每日のスキンケアです。クレンジング・洗顔・保湿の流れ全てがとても大切になってきます。
特に大切になってくるのはやはり洗顔と保湿です。刺激を与えないようにサッと手短に済ませた化粧落としの後には、しっかりと古い毛穴汚れをキレイにできる洗顔料を使って洗顔を行っていかなければなりません。
当然、汚れを取るためにゴシゴシとちょっと力を入れたり、刺激が強く乾燥を招くような洗顔料や洗顔方法はアウトです。
短い時間でもしっかりと汚れが取れて乾燥感を感じない洗顔料を見つけて洗顔を行っていかなければなりませんよ。この洗顔料選びで妥協するとケア全体が台無しになってしまうので使用感を大事にしてください。
保湿ケアも同様に使用感が大切になってきます。そもそも油性の毛穴の角質層にいかにして保湿成分を浸透させるかはとても重要なポイント。
ただ色々な保湿成分が含まれているだけで毛穴の奥まで浸透していかなければ皮膚の表面に水を塗っているだけになってしまいますもんね。
浸透技術についての説明があり、使用感としてもスッと入ってくる感じを体感出来るような化粧水を使って保湿を行っていかなければ意味がありません。
乳液やクリームに関してはニキビ肌にとってはケースバイケースです。かえってべたついたり、体感として白ニキビが悪化するようであれば使わない方がベターです。
洗顔料選びで優しめのものをしっかりと選択できていれば、皮脂膜を引き剥がして水分を蒸発させる事態は防げるため、無理に乳液やクリームを使っていく必要はありません。
スキンケアのテクニック(小ネタ)
1日でも早く大量発生した白ニキビを治したい場合には、スキンケアの細かいテクニックも実践していければ理想的です。
※ただし、スキンケアで細かい配慮を行う事をノルマ化して、ストレスが溜まるようになっては本末転倒なので注意してくださいね。
まず洗顔前の蒸しタオルの使用は白ニキビの原因である角栓をごっそり落とすために効果的です。
蒸しタオルで毛穴を開いた後に肌に合った洗顔料で毛穴汚れを落としてあげる事で、蒸しタオルを使わなかった場合よりもしっかりとコメドを解消する事が出来るようになりますよ。
蒸しタオルを作るのは簡単で、タオルを水で濡らして絞り、電子レンジで1分間温めれば完成です。
ただし白ニキビだけではなく炎症を起こした赤ニキビも混在している場合には、蒸しタオルは刺激になってしまうかもしれないので控えるようにしましょう。
次はお風呂で洗顔をする時のすすぎはどうしてますか?という話です。
多くの人がシャワーでサクっと洗い流しているかもしれませんが、実はお風呂場でも手ですすいだ方が良いと言われています。手間に感じる人も多いと思うので、余裕がある人はすすぎ方に気をつけてください。
そして、洗顔後にタオルで顔を拭くのはNGです。顔をタオルで拭くのではなくて、顔に当てて水分を吸収させるように意識してください。
白ニキビを治すためにここまでこだわる必要はあるのか?というと、実際は肌に合ったコスメさえあれば白ニキビが大量発生しても簡単に対処出来るので不要ですが、徹底的に肌環境を整えて美肌へとつなげていきたいという場合にはぜひ実践してみてください。
②治療薬
白ニキビに使っていく治療薬は処方薬・治療薬ともに1つに絞ってしまって問題ありません。
処方薬は「ディフェリンゲル」、市販薬であれば「ペアアクネクリームW」を選択していきましょう。(どちらか一つあれば大丈夫!)
皮膚科で処方してもらえる治療薬にはディフェリンゲルの他にもダラシン・アクアチム・ゲンタシン・ベピオゲル2.5%、ヒルドイドなど本当に種類がたくさんありますが、白ニキビに対してはディフェリンゲル1つで大丈夫です。
ディフェリンゲルに含まれるアダパレンという主成分に角質剥離作用があり、白ニキビの原因となる角質汚れを取り除く作用があります。大量発生した白ニキビに効果的な薬として使っていけます。
皮膚科で診察を受けるとアクアチムなどの薬も合わせて処方されるかもしれませんが、アクアチムなどの薬は炎症を起こしてしまった赤ニキビ以降に使っていく薬なので、もし白ニキビの他に炎症性のニキビもできてしまっている場合にはアクアチムなどの抗生物質やベピオゲルも使用していきましょう。
もしくは角質剥離作用と抗菌作用の両方を持つべピオゲル一択でもOKです。
またディフェリンゲルには皮剥けや赤み・かゆみなどの副作用が出ることがあります。ニキビの治療薬にはつきものの副作用と言えますが、あまりにひどく出てしまった場合には使用を控えた方が賢明だと思います。
副作用が出てしまった場合には皮膚科医と相談して今後の対処法を相談してください。
口周りへの薬の使用は私は気にせず使ってしまいます。中には敬遠する人もいますが、よほど大丈夫だと思いますよ。
ただ目元周辺はさすがに液体タイプの治療薬の使用は控えます。こめかみやTゾーンまでにして眉間への使用はやめた方が安全だと思います。
そして市販薬にもペアアクネクリームWの他にもクレアラシルやビフナイト、オロナイン、アクネス、テラコートリルなどたくさん種類がありますよね。
市販薬選びで恐いのは先述した黄ニキビと症状を勘違いして間違った薬を選んでしまうことです。オロナインなどの薬は炎症性の黄ニキビには効果こそあれど、非炎症性の閉鎖コメドである白ニキビには効かないので誤って使っていかないようにしていきましょう。
大きな問題があるわけではありませんが、治らないで時間のムダとなってしまいます。
③面皰圧出
他にも皮膚科で受けられる面皰圧出という専門的な治療もあります。コメドプッシャーという専用の器具を使って角栓を押し出す対症療法です。
どうしても即日で治したい場合には皮膚科で施術を受けられるか相談してみると良いと思います。レーザー治療なんかと比べても格安だし、大事なイベント前に白ニキビがたくさんできてしまった時には現実的な選択肢の一つとなります。
ただし面皰圧出は対症療法なので、しっかりとスキンケア予防を行っていかなければ結局は症状を繰り返してしまうだけなのでその点だけは理解しておかなければなりません。
費用も白ニキビ1つにつき300-1000円程度かかると聞くので、大量発生した白ニキビを治すには少し不向きかもしれませんね。
④レーザー治療
白ニキビ対策としてレーザー治療もあります。レーザー治療を使うなんて大げさな感じもしますが、炭酸ガスレーザーなどとても有名な治療方法です。
ただ、個人的にはレーザー治療を受けるくらいなら面皰圧出を受ければOKだと考えています。
ちなみに面皰圧出治療でもレーザーを使って穴を開けることがあるのですが、その場合は他の一般的なレーザー治療ほど価格は高くないので安心してくださいね。
⑤生活習慣の改善
食事、睡眠、運動といった生活習慣の改善は、特にストレスやホルモンバランスの乱れが原因で肌荒れしがちな時、とても重要な役割を果たします。
無理にノルマ化することなく、できる範囲で気持ちよく取り組んでいくことが大切です。
食事はビタミンと栄養バランス
食事はよく言われているように、野菜と果物をよく食べてビタミンをたくさん取り入れること、それから大前提として栄養バランスを意識することが大切です。
ビタミン群には、皮脂分泌を抑える効果、肌の修復をサポートする働き、ターンオーバーを助ける作用、血行改善など、美容のために欠かせない役割がたっぷりです。
ビタミンが不足したら美肌は望めない!という覚悟で、いつもより多く野菜や果物を増やしたり、サプリを始めていきましょう。
そして、ビタミンが大切だからといって偏食にならず、しっかりタンパク質や炭水化物も摂って栄養バランスを欠かさないようにしてくださいね。
白ニキビは自分で潰さないで!
中には白ニキビを自分で潰す動画や画像をアップしている人もいます。しかし白ニキビを自分で潰して治そうとするのはやめた方が良いと思います。
「白ニキビは潰しても良い」という意見もありますが、失敗すればニキビ跡が残るというリスクがつきまとうし、そうなれば跡を消すのには半年から何年も時間がかかってしまいます。
白ニキビを即効で治したい時のために、先ほど登場した面皰圧出やレーザー治療のような専門家が行う高度治療がわざわざあるくらいです。言い換えるなら自分で潰すのは良くないということですよね。
大量発生した白ニキビに限らず全てのニキビに言えることですがニキビを潰すことにメリットは特に無いと思うので、スキンケアや治療薬を中心とした方法で治していくようにしましょう。
特に白ニキビはただのポツポツ毛穴詰まりにすぎないし、顔中に大量発生したからといってリスクを冒してまで潰す必要性は無いと思います。潰したい場合には皮膚科で面皰圧出の治療を受けるようにした方が良いでしょう。
白ニキビ肌のメイク(ファンデ・化粧下地)はどうする?
また白ニキビがおでこやあごに大量発生してしまうと、メイクはどうやって行っていけば良いのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
コンシーラーやカバー力が強いファンデで隠したいという気持ちが先行する一方で、白ニキビを隠すようなメイクが肌に負担がかかる事を知っている人も多いと思います。
実際、白ニキビ肌にはリキッドタイプのファンデよりもパウダーファンデのように油分が少ないファンデーションの方がおすすめとなってきます。
多少カバー力が劣っても、まずは白ニキビが治るまではパウダーファンデやベビーパウダーなどを使っていきましょう。(理想はノーメイクデーを積極的に作ることです。)
ファンデは毛穴に落ちれば皮脂詰まりとなって白ニキビが大量発生する原因となってしまうため予防するためにも油分は少なめにしたいんですね。
どんな種類のファンデを使うのかは、おでこから顎まで大きな影響を与えるので慎重に選んでいきたいですね。
ただ、パウダーファンデーションではどうしてもカバー力不足でメイク直しの頻度が増えたり、白ニキビ悪化の原因を増やしてしまっているように感じている人も多いですよね。
そんな時におすすめなのはミネラルファンデーションです。ミネラルファンデーションは刺激も少なくカバー力もあり、白ニキビ肌のファンデーションにもぴったりですよ。
上手くメイクで顔の大量の白ニキビを隠しつつ、毎日のスキンケアで白ニキビを治すところまでたどり着ければ最高ですよね。
化粧下地にはオールインワンタイプの保湿ケアとしても使えるセシュレルのような化粧品が、肌への負担も減らせて良いと感じています。
白ニキビがどうしても治らない原因は?
ここまで白ニキビの原因と治し方を紹介してきましたが、中にはスキンケア・治療薬・皮膚科通い・生活習慣の改善などあらゆる対策を実践しているのに全然症状が治らないと悩んでいる方もいると思います。
そんな時に疑って欲しいのがズバリ「洗顔料」です。
私が今でも一番後悔しているのは自分に合わない洗顔料でずっとケアを続けてしまっていた事です。ケアのベースとなる洗顔で失敗したらその後に使う化粧水にも薬にも響いてきます。
当時は洗顔が乾燥の原因となって乾燥が大量発生した白ニキビの治らない原因になるなんて全然知らなかったし、まさか洗顔に問題があるなんて思いもよらず、このまま皮膚科通いさえ続けていればいつか治るというくらいにしか考えていませんでした。
「洗顔で乾燥させるのってニキビケアでは普通でしょ」
くらいにしか思っていませんでした。ここ2-3年と違って大人ニキビという言葉がここまで有名じゃなかったし仕方無かったのかもしれませんが。。。
でもそれで治るんなら、こんなにニキビに悩んでいる人っているはずがありませんよね。大きな落とし穴は洗顔料選びにあると私の中では確信しています。
「每日ケアを続けているのに白ニキビが治らない」
そんな時にはもう一度洗顔料から見直しを行っていきませんか。今では乾燥肌やフェイスラインの白ニキビ・大人の白ニキビには化粧品選びで迷う必要が無いくらい定番スキンケアが決まってきているので、私の時と違って羨ましいくらいです。
白ニキビには肌質に合ったスキンケア選びを
白ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで大量発生するニキビの初期症状。まだ炎症を起こす前の白ニキビの内にいかにスキンケアで対処できるかは今後を大きく作用します。
毛穴詰まりそのものとも言える白ニキビの内であればコメドに過ぎないため、たとえ大量発生したとしても毎日のスキンケアがとても重要な役割を果たす事が出来ます。だからこそ、化粧品選びからしっかりと力を入れていきたいですね。
①肌質を見極めて
②肌質に合った化粧品を選択していく
これがまずファーストステップとなります。
特に大人になると皮脂分泌が落ち着いて来ることがほとんどです。「白ニキビ=脂」というイメージだけにとらわれて強力な洗顔を行うと乾燥を悪化させて症状の悪化を招いてしまう事があるので気をつけてください。
あごや頬などのフェイスラインは特に乾燥しやすい場所なのでなおさらです。おでこ・鼻だけを見て肌質を見誤ると化粧品選びで失敗してしまう事もあります。
その上で大量発生した白ニキビを解消するためのスキンケアに求められるのは、
- 優しい洗顔料で毛穴の皮脂汚れを除去すること
- 浸透力バツグンの保湿ケアで潤いを閉じ込めること
この2点を満たすような化粧品を選択することが大事になってきます。まず優しい洗顔で不要な皮脂だけ取り除き保湿ケアが浸透する状態を整えます。そして強力な保湿ケアで潤いを満たすことでターンオーバーも復活し肌荒れに強いお肌を作ることを狙います。
上記のランキングで紹介させて頂いた化粧品はどれも1.2の条件を満たしていますが、中でも洗顔料に高い人気を誇るルナメアACがスキンケアを続けていきやすくオススメとなります。化粧品を変えるだけでもこんなに違うのかというのを一日でも早く体感していきましょう。まずは化粧品のチェックから始めてみてくださいね。
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